本日の大阪府知事定例会見より。
なかなか興味深い話がありましたので紹介。


new shiminjichi さんより

00:25:30からが大阪府知事ではなく大阪維新の会幹事長としての政務質問

橋下市長会見も見応えありますが、松井知事の会見もなかなかです。
橋下氏は公の場で大阪弁を出すことは滅多にないですが、松井氏はナチュラルな河内弁で話されます。

以下要旨です。


(維新の党の大阪組の離脱について)
「分党でもなんでもええ、綺麗に別れればそれでよい、国会議員らに任せる」


(政党交付金について)
欲しかったらぜんぶやったらええんですよ。そもそも僕らゼロからやってきたんですし。」

さすがです。


(国政の野党連携について)
「野合談合もたれあいの選挙互助会体制。もうそんなのは政治の集団とはいえない。」
「共産党ととか信じられないですよ。」
「大阪ではそれに自民党が加わった信じられないことが起こってますけどネw」

「いや〜とにかく離れててよかったな〜」

これに尽きますかね。
維新の党からの電撃離党の決断をまずされたのは松井氏からで、橋下氏はむしろ調停役でした。
ここのとこ松井氏のキレキレっぷりが冴えています。

あのときズルズルと維新の党の中でゴタゴタしていれば、かたや大阪では他党全て対抗、かたや国政では民主党や共産党とも協調する状況となっていたこととなり、最も肝心な大阪でも争点設定がぼやけてしまっていたことにも成りかねませんでした。


(新党の党名について)
「松野代表は年内には再編されると言っている(から当然党名が変わる)」
「もう維新のひと誰も居ないじゃないですか〜格好つかんでしょ」

「維新と名が付くの最も嫌がっていたのが江田さんだった」


へえ。その話は初耳です。


(新党の結党会見ついて)
「10月1日にやる。」


橋下代表の引退後は、大阪維新の代表として率いてゆかれる松井氏。政治家らしい情報の出しかたをされます。橋下氏は十分に周辺確認し論理整合をとってから行動されるので、ほんの少し政治的に動くタイミングが異なりますが、動くときの勝負勘はきっと橋下氏よりも上手に思います。菅官房長官との接点が濃いのもよくわかります。


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