橋下・松井両氏が維新の党を離党しても、大阪維新系の国会議員がすぐに離党していかない理由は安保法制審議の重要性によるものの他に、別に策や事情があるとは思っていました。
(政党助成金の云々はすぐに主争点ではないと松井氏らは示しているので分党云々が問題ではない)

多数の並行する情報・争点を知っておく必要があるため、非常に難解、 それゆえマスコミは今後あれやこれやと憶測を騒ぎ立てるでしょう。 それも作戦なのか偶然なのか・・どこまで深読みできるのやら。


それに至る経緯は、分党評議中のおおさか維新移籍予定側の3氏を強制除籍した件。


ムチャクチャな状態なわけですが・・

維新の党は「10月1日より党代表も執行部も正式には存在しない」状況にあります。 党代表や執行部の任期は9月末だったのです。そこから党代表や執行部を承認する党大会を開かず現状に至ります。なので、除籍などの党決定が無効となっても仕方ありません。





これは裁判になるだろうなあ。強力な弁護士が必要だ。
おっと、居るじゃあないですかw




除籍の報道のあった日の遅くに、橋下氏がおかしい状況を解説。
一連ツイートはBLOGOSにもまとめられています
 さあ、いよいよ維新の党の化けの皮がはがれてきた。 - 10月15日のツイート


地方議員も国会議員同等の権限をもつのが日本維新の会からのルール。



つまり、200名超の圧倒多数の居る「関西維新の会」側が党内での多数を握っているのですが、 もし現状で党大会を起こせば維新の党代表がひっくり返ることとなります。ゆえに、現執行部が急きょ3氏を除籍処分としていったのでしょう。

たぶんこれそうなることを先に読んでたね・・じっと動きを待っていたのだな。気付いている維新支持者はちらほら居たのですがそれをどう扱うかは議員の方々からは出ていませんでした。
橋下氏・松井氏はじめ大阪維新メンバーも役者よのう。



もし橋下氏・松井氏が維新の党を離党していなかったら、党代表選は行われ、新代表と執行部は選出されていたでしょう。
なぜ初のネット投票と囃された党代表選をキャンセルしたのだろうか。
*例の大量幽霊党員の件、裏で暗躍している動きと前後の野党共闘の件か・・



ルールを重んじる大阪維新系議員はカンカン。


東議員が臨時党大会の開催を要求したら除籍された、というのもこれでつながりました。
つまり「大阪で党大会を開催すれば維新の党が、あらびっくり入れ替わる」こととなります。
そういえば、橋下氏が前に「党を入れ替える」と述べてましたがそういうことなのか。



さらに続報


こりゃもうアカンでしょ。詰んでる。
その160名の議員にもそれぞれの後援会や支持者、そして票を預けた有権者が居る。
結局、「誰に票を入れたのか」に返ってくるんじゃないのかなと思います。


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