PART1 スジを通してみせた松井代表



「おおさか維新の会」で選挙をまず一度闘う、それを通してみせた松井代表。
その意図は、大阪での改革を全国に伝えていくため、
それ以降は大阪だけのための国政政党と誤解されゆくのは全国への広がりの支障と。
(12日のぶら下がり会見より)

まずは全国の支部の意見を聞いて決断へ。
目下は元の「日本維新の会」が有力だそうです。

まあ〜、私は「おおさか維新の会」でしばらくは通して欲しいですが。
東京都知事選での自民党都議連のドス黒さからみてもわかるのですが、
大阪維新タイプの利権構造打破をやってみせた都市はまだ大阪しかなく、
それが他都市に伝播しないまま「おおさか」を外すのはどうかなあと思いますが。

大阪維新型の行革・政治改革ができる都市って本当に大阪以外で生まれるのだろうか。



PART2  大阪での2名当選の票割り


維新には背後組織・支持団体というものがありません。
企業団体献金を受けないというのはそういうことですが、
背後組織を持たないので組織で定量的に票をまとめて割り振りができない事情があります。

なので多数人枠の選挙で維新の候補者を複数通そうとすると、
どちらかの候補者に票が偏るか、共倒れの危険を抱えます。

選挙期間中は世論調査をみながら傾向を読むので、
選挙活動では見込みの弱い方を重点的に支援していったようですが、
まるで集票組織を持っているかのような見事な票分散については他陣営には絶句でしょう。
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