橋下氏「関西維新の会つくりたい」 地方議員の連携強化:朝日新聞デジタル

かねてよりの話題。ここでは

 大阪系は維新の党から離脱すべきだ
 大阪維新だけで国政政党化すべきだ
 維新から民主系(結いの党)を排除すべきだ

な系統の話題には触れません。
地域政党・大阪維新の会 の延長線にある話です。

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大阪維新の会の地方改革、その多くの成功例をもとに、次のステップへ。

近畿での政治行政改革と維新の支持層拡大をどんどん進めていけばよし。都構想住民投票が終わろうと大阪維新イズムな政治思想は何ら潰えず、各地域へと広めていくのは順当な策である。

今後の目標となる道州制をにらんだ「近畿ブロック維新の会」の編成は考えていくべきに思う。大阪維新の会を解消して維新の党に成る、というのはまだ今の段階では得策ではないだろう。とすると地域ブロック。


大阪都構想再び、の話はまた別項にて。
都構想はもう詰将棋のような段階にある、そう遠くない時期での成立は確実だろう。



ターゲットとなるのは次の統一地方選、4年後をにらんでの活動となろう、地方選はその都度どこかであるので、どんどん維新の地方議員を各議会に送り込んでいってもらいたい。


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さて
面白いことに、アンチ維新な特に左派系、このニュースの反応は

 橋下は政治家辞めるのに何を言ってるのか
 橋下うぜえ

のオンパレード。見事な脊髄反射をみせてくれていますww


だからさ。

 維新 = 橋下徹 なのか?

違うだろ。

確かに彼は強力な看板ではあるし不世出の才能を持つ牽引者ではある。だが、維新、こと大阪維新の会は橋下氏が居ようが居まいがやるべきこと、目指すことは全くかわらない。橋下氏の引退後は次のリーダーが率いていくこととなる。
んなことアタリマエだろ。関西系の維新の議員は総勢200名を超える所帯になっている。


なんの、心配は無用。



彼の引退後はマスメディアからのひっぱりだこだろう。 抜群の頭の回転の速さと行動力をもつ弁護士、そして弁舌鋭くウィットのあるタレント素養、そして行政と政治の豊富な知識経験をもつ彼はこの日本でオンリーワンの存在。バラエティ番組でも、情報番組でも、報道番組のキャスターの座でもいつでも担っていける。

フルタチとかハナクソレベルだ。

彼が今後の維新イズムの広告塔となっていくわけ。
橋下氏は政治の枠の外から今後も長距離援護射撃をしてゆくだろう。


そしてマスコミ・マスメディア改革に取り組むだろう。
彼がどれだけマスコミに痛めつけられてきたか。逆の立場でそのやられた手口を逆手にとれるようになる。

次の市長定例会見の「記者側の席」に橋下氏が座ることだってありうるし。それは次期市長にとっては恐怖だ。流れは何も変わっていないと見る。




マスメディアは視聴率あるいは購読数を稼ぐものがエライ。「そこまで言って委員会」が局の意向よりも立場が強いのはその番組の高視聴率にある。 橋下氏が報道番組やろうなら高い視聴率が予想される。したがって「イロのない報道」が期待できる。それこそ大阪維新が欲しがっていたマスメディアのチカラである。


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橋下氏は今は頑なに「絶対やめます」と言い切る。
そう、いまはキッチリ政治の現場から離れたほうがかえって得策 なのだ。

道州制はむこう15年ぐらいのテーマだろう、関西維新を描く橋下氏はその先のことを既にみている。


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